ベルマークとは実際どんなものなのでしょうか。
またベルマークで交換できる商品にはどんなものがあるのでしょうか。
そしてベルマークの送り方の流れはどうなっているのか、どのように送るのかについてみていきましょう。
よく小学校などで「ベルマーク」って集めていませんでしたか?
ベルマークは市販されているもののパッケージや箱などに記載されれているマークで点数のようなものが書かれていますよね。
たくさん集めると、品物と交換できるという話は聞いたことがあるけれど、どのような仕組みになっていてどのような意味なのか分からないという人も多いかと思います。
今回はそんな身近にあるけれどいまいち良く分からないベルマークの意味、そして何に交換できるかなども合わせてご説明します。
- ベルマークとは何?
- ベルマークで交換できる商品はどんなもの?
- ベルマークの送り方とは?どのように送ればいい?
- まとめ
ベルマークとは何?
ベルマークというのは何なのかという事から説明していきたいと思います。
ベルマークとは、
- 学校や公民館などの教育環境施設の助成
- 僻地(へきち)にある学校や特別支援学校などを支援
きっかけは朝日新聞社創立80周年事業として1960年に始まりました。
集めることが出来るのは、
- 幼稚園や保育園
- 学校
- 公民館や福祉施設
点数を集めることによって、ベルマークに協賛する会社が扱う学校などの設備品などと交換することが出来るのです。
個人で参加することはできませんが、個人で集めたものを学校や公民館などに寄付することはできます。
ベルマークで交換できる商品はどんなもの?
ベルマークを集めると、学校の備品などと交換することが出来るという事ですが、実際にどのようなものと交換することが出来るのでしょうか?
学校で使用できるものをざっと一覧にしてみると、
・デジタルカメラ・メガホン・時計・ストップウォッチ・ボール・一輪車・竹馬・跳び箱・体操器具・・屋内外遊具・書籍・コピー機・掃除機・冷蔵庫・扇風機・テレビ・パソコン・CDラジカセ・児童図書・辞書・参考書・教育関連PCソフト・卓球台・ヘルメット・自転車・ユニフォーム・ボール・テント・ピアノ・楽器・トロフィー・パイプ椅子・保育用品
などなど、学校や保育園では欠かせない商品がいろいろとそろっています。
もちろんこのほかにもたくさんの商品と交換することが出来るのがベルマークの魅力です。
特に、自治体によってなかなか学校備品などに予算が取れないというところにはとてもありがたい制度ですよね。
ベルマークの送り方とは?どのように送ればいい?
ベルマークを集めたけどどのように送ればいいのか良く分からないという団体や学校などもあるかと思います。
①財団に参加登録をする
そもそも、ベルマーク運動に参加するためには、まずベルマークを送る前に、財団に参加登録をすることが必要になってきます。
そして、登録が完了したうえで、ベルマークを送ります。
②協賛会社ごとに点数を集計
ベルマークを送る際には、まず各協賛会社ごとに分けて、点数を集計します。
その後、各協賛会社専用の整理袋に入れて、必要事項を記入しベルマーク財団に送付することになります。
各協賛会社専用の整理袋は、専用の請求書があるので、そちらを送付して請求します。
③送付状へ合計点数などを記入
さらに、マークとは別に「送付状」へ合計点数などを記入し、こちらもベルマーク財団の方へ送付します。
送られたポイントは預金として加算され、預金残高によって商品を選び注文することで商品と交換することが出来るのです。
まとめ
ベルマークというのは、点数を集めることによって無料で学校の備品などと交換することが出来るとても便利な制度です。
しかし、一枚の点数はとても低く、集計するのがとても大変だという団体も少なくありません。
特に、学校などの場合、ベルマーク運動はPTAが行っていることが多く、大きな負担になることに疑問の声も上がっています。
それでも、子供たちにより良い環境で学んでもらうために、学校備品などと交換できるベルマーク運動はぜひこれからも続いて行ってほしいと思います。